6月19日の日記

2004年6月19日
台風が来るらしい。

朝からたまった洗濯物を鬼のように洗う。
ベランダが狭いから第一陣が乾いてから、第二陣を洗濯。

同時進行で一枚ずつ布団を干す。

部屋の掃除をして
アイロンがけして
ひととおり終わったところでごはんを炊く。
お味噌汁をつくって、軽く昼食。

ちょっと休憩して、クリーニングを取りに行って
台風対策の備蓄食料とガムテープとひまつぶしの雑誌を購入。
これで少々出られなくても大丈夫。

・・・・・わたしみたいな対人ストレスに弱い人間は家にいるべきなんだろうな。

今日の一曲;平松愛理『部屋とYシャツとわたし』
  10年前キャリアウーマンに憧れていたわたしが一番嫌いだった曲
  いまは「愛するあなた」さえいない。

6月18日の日記

2004年6月18日
朝起きたら、ピンクの花がもう一輪咲いていた。
つぼみが二つ、ほころび始めていた。
生命の息吹。

午前中は課内のミーティング。
1時間だけ自席で仕事して
午後から新人研修の講師。
本社指定のマニュアル+事前に準備していた自作のレジュメも使って
システムの概要から実際の操作、その後のデータの流れまで必死に説明。
だけど、研修後の感想文には「わかりにくかった。」と書かれて意気消沈。

前回の研修も同じように進めて好評だっただけに
どこがどう違うのか、さっぱりわからず意気消沈。

何をどうしたら、もとの自分に戻れるんだろう。

6月17日の日記

2004年6月17日
先輩から「最近、元気なくない?」「大丈夫?」と聞かれてまた泣いてしまった。
心配すべきはわたしのほうなのに、
いまは先輩のフォローにまわるべきなのに、
逆に心配される始末・・・

電話が鳴る度にびくついて、
外線だったらまだ自分以外の人への可能性があるからそこそこ気を落ち着けて出られるけど
自分の内線がピンポイントで鳴ると逃げ出したくなる気持ちをどうにか抑え大きく深呼吸していったんこころにバリアを張って受話器を上げる。
電話を切ったら、ぐったりとうなだれる。

壊れてく自分。

6月15日の日記

2004年6月15日
少し楽になれた気がしたのは、ただのほんとの「気のせい」だったらしい。

体調はまだまだ。のどが痛いし、悪寒がするし、
いつのまにやら耳たぶに粉瘤ができてるし。

帰り道の種苗店の店頭にある
淡いピンクの花をひとつつけた苗がとてもやさしく見えたので
鉢から一式買って帰った。

あなたは育って。そして、あなたの元気をわたしにちょうだい。

6月14日の日記

2004年6月14日
〆切も明けて、先輩も出社されて、穏やかな一日だった。

同じフロアのおじさん社員に「風邪気味なんです。。。」って話をしたら
風邪攻略法をいろいろ伝授されて、最後に「これ」と一枚のコピーを手渡された。

『プラス思考は本当に効果があるの?』
プラス思考・ポジティブ思考が体の免疫機能を高めるという記事。

安心した、というか、ちょっと楽になれた。
コピーの内容そのものはわたしだって知ってるけど
その方が最近のわたしを見て
「肩肘張って、頑張りすぎんでいいよ。」とポンと肩を叩いてくれたような、そんなかんじ。

仕事をする上で、ストレスの大半は人間関係によるものだけど
(業務量もさることながら、それに起因する精神的余裕のなさが社員同士の軋轢を生む・・・)
そこから一気に解放してくれるのも誰かの一言だったりするわけで
とても皮肉だけど、とてもありがたいことだと思った。

6月13日の日記

2004年6月13日
父の見舞いに行った。
思ったより元気そうで、けんかして帰った。
60歳になってからというもの、
父がだだをこねるようになった。

還暦祝いのときもあ〜だこ〜だ。
今日も病院のベットであ〜だこ〜だ。

今まで寡黙に働く頑固親父としか見てなかったので
なんというか、対応に困る。
今はまだ仕事してるけども・・・老いるってこういうことなのかなぁと
なんとなく考えたりする。

兄一家も見舞いのために帰省していて
もうすぐ2歳になる姪とあそぶ。
着々と言葉を覚え、身体能力も高まっていく姪と
徐々に衰え、体調を崩していく父を目の当たりにし
命とか自分の役割とか考える。

「わたしは出産マシーンじゃない。」と常々思ってたけど
親から与えられた命を子に受け継ぐという
とてもシンプルで大切な営みを受け入れてみようかと思った。

6月9日の日記

2004年6月9日
体調悪いけど〆切だから・・・と
リポビダンDとカロリーメイトを放り込んで出社したら
胃がきりきりするし、イライラするしでノートPCをぶち壊したくなる勢い。
「もう限界」と遠い昔にもらった安定剤を飲んでみたら
今度は頭ん中がぐるぐる回って意識が朦朧とし始め更衣室で仮眠。

仮眠から戻ってきたら今度は情緒不安定になっていて
照会電話を受けながら涙が止まらない。
先方には風邪とうそついて、とにかく回答。
トイレに駆け込んで、涙がおさまって自席に戻ると
また次の電話で同じことの繰り返し。
勤務時間中に自席で泣くなんて、社会人失格。

先輩は大事をとって今週一週間お休みされてるので
(流産された後だから当然。心身ともに傷ついている訳だし)
先輩の仕事と先輩宛ての照会の大半がわたしにふりかかる。
自分の担当分だけでも回っていないのに、
〆切だからと出先の締め上げもいつにもまして厳しい。
父親はようやく容体が安定して流動食をはじめられるらしいけど
これから検査がはじまるわけだし。
先月、痛めてしまった私の腰も毎日無理するせいかあまり良くならないし。
悪循環の渦の中に飲み込まれて、もがけばもがくほど沈み込む感じ。

6月7日の日記

2004年6月7日
父が入院した。
いまは症状が重く検査すらできないという。
あぁ・・・なんてことだろう。
たばこは吸うけど、これといって大病を患ったことがない。
といっても、もう60だしなぁ。
病院でやつれた父を見て、やるせなくなった。

病状が落ち着いて、検査して、
大したことなかったら、ぶっとばしてやろう。

6月5日の日記

2004年6月5日
ここ一ヶ月いろんなことが起こりすぎた。
極めつけは同じチームで働いている先輩の流産。

わたしたちはこの会社に命まで奪われるのでしょうか?

一部上場企業です。かといってわたしたちは総合職ではない。
仕事にすべてをかけて昇進するなど考えてもいない。
もちろん腰掛のつもりもない。
世間がどう見ようときっちりとプライドを持って仕事をしてる。

だけど・・・みな、体を壊してゆく。
健康管理センターがあったって、メンタルヘルスセンターがあったって
他社に対抗して作っただけのおかざり。
毎年定員がカットされて「自然減&補充なし」
次々に増えてく新商品と複雑化してく事務処理と上乗せされる数字。
労働基準監督署が一斉査察に入ってくれればいいのに
地元の労基署は1週間前に予告してから来るという涙が出るほど間抜けな始末。バカめ。
その間に人事関連の書類は隠され、わたしたちは口止めされ、
あげく出向いた職員は課長にだけヒアリング。えっ、一般社員は?
あんた、それで、給料もらってんの?

こんな会社辞めてしまえばいい。
そう思う。思うけど実行できないのは
自分でいっぱしに生計を立てたいという小さい頃からの目標があるから。
それでなくても限界ラインで仕事してる同じチームの人たちに
これ以上の負担をかけたくないから。

でも・・・うだうだ言うより「逃げるが勝ち」か。
子どもの頃、無邪気に言ってたその言葉が頭の中をリフレインする。

6月2日の日記

2004年6月2日
日記を書きたいようで
でも、いざ書きはじめてみると、さほど想うこともなくリセット
いろいろ悩んでいるようで、結局はなにも考えてないのかも
そんな毎日

5月23日の日記

2004年5月23日
海辺のホテルで、同級生の結婚式に出席。
「おめでとう」があふれてみんな笑顔で

結婚ってほんとにおめでたいことなんだな・・・

と今さらながら痛感した。

この人と生きていきたいって思えて
相手もそう思ってくれて
家族ができて、共に歳を重ねて
縁側でお茶を飲むおじいちゃんおばあちゃんになりたい。

受験より仕事より、いちばん難しいことなんだろう。

5月22日の日記

2004年5月22日
待ちに待った鏡台が届いた。
「鏡台が届くんです〜♪」って話をあちこちでしたけど
「鏡台」って言葉にピンと来ない人が多く
「ドレッサーです」と言い直さないとわからない人が多かった。

鏡台ってそんなに古い言葉か?
ドレッサーだとなんだか軽々しく聞こえる気がするのは私だけ?
ちいさいころ、母の鏡台をそっと開けて化粧をするのが楽しかった。
ようやく自分のお金で自分の一番気に入った鏡台を手に入れることができた。
優雅に化粧をしてる時間は正直ないけど
でも大人の女性に一歩近づけたような気がする。

5月4日の日記

2004年5月4日
 満月だった。黄金の月。
黄金の月がすき。というかほっとする。
太陽ほどあつかましくなく、やさしく包み込む感じ。

 アポロ計画はわたしの生まれる前にはじまって、生まれる前に終了したそうな。
その後の経緯は知らないけど(天体ファンでも科学ファンでもないし・・・)
願わくばわたしの生きてる間は、月に行かないで欲しい。
人間という強欲で貪欲な生き物に踏まれたくない。

今日の気分;スガシカオの「黄金の月」

5月3日の日記

2004年5月3日
わたくしは、筋金入りの雨女。
プライベートで動く日は必ず雨が降る。

ひさびさテニスする日も雨。
休日に買い物に出ると雨。
沖縄へ飛ぶ日も雨。
鹿児島へ飛ぶ日は嵐。
去年のドリカムワンダーランドは大雨だった。

今日もやっぱり・・・雨。

たま〜に仕事が早く終わって買い物にでも行こうかなってときは、たいがい雨上がり。
波長がリンクしてるのかしら?
そんな非科学的なことがあるもんかと思うけども
実際これだけタイミングが合うとねぇ。

でも雨の日がすき。
街中がトーンダウンするというか、
時の流れがすこしだけゆっくりする気がするから。
バスのエンジン音も、クラクションも
雨音のおかけで和らぐ。

  もっと  ゆるりと  しようよ。

5月2日の日記

2004年5月2日
退職された先輩とひさびさ再会。
とても有能な方なのに体を壊されて致し方なく退職された。
半年経っても本調子でない様子でなんだか痛々しかった。
近況報告をし、相談に乗っていただいてると
いまの私と、退職前の先輩の状況が酷似してるとのことでひどく心配された。

何年も事務職をしていると
少々体を壊してても頭だけは働くという良くない特技が身に付く。
何かにつかまってないと立ってられない、
まっすぐ歩けない、
眠れない、
食べられない、
という状況でも机につくと気力で仕事ができてしまう。
逆に空元気でいつも以上に仕事がはかどることさえある。
そうこうしてるうちに決定的に病んでしまう・・・。

自分でもわかってるけど流れを止められない。
〆切明けのひと時、多少体力が回復することで
どうにか持ちこたえてる感じ。

4月30日の日記

2004年4月30日
G.W.の谷間の月末最終営業日。
単身赴任のボスは休暇を取って自宅に帰った。
・・・・・平社員はみな出勤してるというのに。

ボス宛ての電話を取るたびに受話器の向こうの役職から
「え〜?休んでんの?」と嫌味を言われる。
だからさ、知らねえよ。
こっちが言いたいよ。
腰掛けOLじゃあるまいし、
いい大人が、管理手当をもらってるボスが、こんな休み方するなんて!

4月26日の日記

2004年4月26日
自分らのチームに社員が1名加わったので
今日はその歓迎会。
月末だけど、年度末からの連日の残業に怒り心頭のわたしたちは
みな6時半でぶっちぎった。

新しく加わった女性は自分より一回り年上。
同じ部署でまったく別の仕事を担当されてたけど
子会社への業務移管にともない配置換えとなったもの。

自分らがいま担当してる業務も2〜3年後には子会社への移管が決まっていて
おそらくいま私がいる部署は取り潰しになる。

仕事を持って子会社へ出向もしくは転籍するか、
別の部署でまったく別の仕事を一からやり直すか、は
数年先の機構要員計画や上司の判断次第。

感情論で言えば、せっかく入社した会社だから「本体」にいたいけど
業務の負担を考えれば、子会社に移って今の仕事を続けるほうが無難。

あと2年、どっちに転んでもいいように自分を鍛えておかねばならない。

4月20日の日記

2004年4月20日
給料日。
残業代は、10時間程度。
えっ?二日に一回、1時間?

現状はフツーにカウントして
一日3時間×23営業日=69時間



カットされようにもほどがある。

4月16日の日記

2004年4月16日
サラリーマン=上司に逆らえないのがさだめ。
大ボスの鶴の一声ではじまった事務処理が
結果的に現場を混乱させている旨、
小ボスに相談してものれんに腕押し。
大ボスの指示に物申すことなど、できないのである。

内務管理部門においていかに現場(営業所)の負担を軽減するかが
わたしたちの仕事なのに、現場を混乱させる指標や指示を出してばかり。

ミーティングで「おかしいと思ったら、即、声を上げろ」って
たった今あんたが言ったから声を上げたのに
「それは・・・出先の管理職の判断だから
 うちの部署がとやかく言うことじゃない」と、出先に責任転嫁。
そもそも大ボスのとんちんかんな指示に物申せぬ小ボスが
そのまま現場に指示をおろしたからこんなことになってんでしょ。
出先の責任じゃなくてあんたのふがいなさが原因でしょ。

さっきまで同期と飲んでてこの話をしたら
同期の部署でも似たような状況らしい。
若手にどんなにやる気があっても
幾層にも重なった管理職につぶされる。
大ボスに物申そうにもガードが固くて近づけない。
それでいて「現場第一主義」と高らかにうたうんだから
ある意味、喜劇。

4月14日の日記

2004年4月14日
結局昨日も眠れなくて、
リポD飲んで出社して、
なんだかすべてがばかばかしくなって、
6時前には会社を出た。

さすがに、朝からふけるとか、
早退とかはできないけども、
定時過ぎて帰るくらい文句言わせん!!
自分を、守ろう。
                  以上

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