何をやってもうまくいかず。
暗闇の中、どっちを向いても壁にぶち当たる。
私より酷いうつ症状の人は山ほどいるだろうし、
私より自由のきかない体で人生を楽しんでいる人もごまんといるだろうに。
残された人（家族や友人）が傷付くから、一生癒えない深い傷を遺してしまうから、
自殺をしてはいけないと人は言うけれど、
本人が生きているのがしんどいのなら、自死を選んでもやむなしだと私は思う。
毎日毎日死にたいと思いながら、その度に、せめて両親が生きているうちは生きてなきゃと自分をしばいて、一日一日どうにか生きている。
けれど、そこに私の意思はない。
もう35歳です。同級生の多くはもう親となり、次世代の命を育んでいるというのに
私は10代から続く鬱の波にのみ込まれ続けている。
人と比べてはいけないと言うけれど、相対的にも絶対的にも、自分は生きているだけ無駄だと思うのです。
どこかに光は射しますか？どこに終点がありますか？いつか静かで穏やかな生活が訪れますか？それは自分が戦って勝ち得ないと手に入れられない生活ですか？

会社帰り、久しぶりに街を歩いていたら、
やけに若い集団がそこかしこで待ち合わせをしていて、
一体何ごとかしら・・・と疑問に思っていたら
「そうだ、今日は高校の卒業式だ」と思い出した。

そういえば、自分たちも卒業式の後、いったん帰宅して私服に着替えて
ボーリングやカラオケや居酒屋に行ったっけ。
（お酒はいけないんだけど）

大学進学で地元を離れる同級生が多い中、自分だけ自宅通学の予定で
置いてかれる感はあったけど。


今日街で見かけた若者たちの未来が明るいものでありますように。
理想と異なる大学生活や、厳しい社会人スタートでその笑顔がかすむことはあると思うけど、
どうか心を病まず、体も壊さず、乗り越えて行けますように。

30代の疲れた会社員はそっと祈っています。

私の人生は私のもの。
誰にも邪魔させない。
誰にも何にも言わせない（ようになりたい）。

10代～20代半ばにかけて、その強い意志（意地と言うべきか）がわたしを支えた。

30代の今、自分を奮い立たせるものは何もない。自ら切り開く気力もない。
病から回復できぬまま悶々と惰性で生きてる。

私には必要ありません

今日は一日一善を・・実行できなかったのだけれど、逆に、人の気遣いにうれしくなった
エピソードを。
銀行のATMコーナーに入ろうとしたら、中から出ようとする人影が見えたので進路を譲った。
しかしながら、その人影の若い男性は扉を開けて「どうぞ」と私を先に入れてくれ、
その間ずっと笑顔で扉を持っていてくれた。
レディ・ファーストと言えばそれまでだけど、見ず知らずの女性に進路を譲って
笑顔で待っていてくれる男性に、やさしさと余裕の美しさを学んだ気がした。