5月2日の日記

2009年5月2日 日常
友達と映画を観に行く。
彼女の目元にも私が昨日発見したのと同じ深い皺を見つけ安堵する。
年相応なんだね。

「GOEMON」は映像美に期待していたのに、思っていたより殺人シーンが多くぐったりした。
現実離れした作品にのめり込めない性格が邪魔して細かいところが気になる。
・説明(言葉)が多すぎる。本能寺の変前後の歴史(人物含め)なんて誰もが知ってると思われるのに一々説明する。史実とフィクションを大胆に融合させているというのが売りならば
いっそ説明を省いてエンターテイメントに徹すればいいのに。。歴史に弱い人にもストーリーの背景を理解させたいという監督の配慮なんだろうけど その配慮が邪魔してる気がした。
・既成概念を覆す、という割にはセットも衣装も和洋+中を折衷しただけのような。
 先人達の映画をまとめた二番煎じの印象を受けた。
・中盤まで五右衛門が驚異の身体能力で活躍しているにも関わらず、才蔵が釜茹での刑に
 処せられるときに限って、群衆の中でもたついているのはあまりに不自然。
 釜のそばまで飛んで行き才蔵を救えば良いではないか。
・信長や千利休の存在感に対して五右衛門と才蔵が貧相。役者さんのキャリアの差だろう
からしょうがないと思いつつ、その差を埋めるほどのエネルギー(若さ)もなく。
・アクションシーンを実写とCGとで作り込んでいるのは圧巻だったけど
 そもそも五右衛門役と才蔵役の運動神経が悪いのか(?)映像の迫力に対して
 役者さんの足が若干もたついているのが気になった。
【結論】私が勝手に期待し過ぎて観に行ったのがいけなかった。

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