3月6日の日記

2009年3月6日 日常
真夜中に高校時代の旧友から電話。
嫁から離婚を切り出され、もう1か月も実家に帰ったままだ・・・と。
話をしようにもその機会さえ与えてもらえない、と情けない声。
はぁ・・・・大学時代から海外を飛び回り、自主的に勉強会も立ち上げ、
難関の役所に一発合格した、何でも自力で掴んできたたくましい彼はどこへ行ったのか。
聞けば「育児に協力的ではない。あんたばっかり遊び歩いて」と責められたとか。
でもほぼ毎日風呂に入れてるし、毎朝、2人の娘を幼稚園に連れていくのは自分だし、
休日は極力遊んでやってるし・・どこが協力的でないというのかわからない、と彼。

たぶん・・奥さんの不満と彼の認識がずれている。
とりあえず、結婚も出産もしたことない私に電話をかけてくる段階ですでに間違っていると前置きした上で
・奥さんの不満は、育児をするとかしないとかではなくて、妻をいたわる言葉とか
 夫婦間の意思の疎通が不十分だったのではないか?
・風呂に入れるとか世話をするとか行動さえすればよいというものではないでしょう。
・たぶんほとんどの女性は「わかってほしい」という気持ちが強いわけで、仕事と育児の
 両立であっぷあっぷの自分を夫がわかってくれているという安心感が欲しかったのでは?
・そのためには親としてではなく夫婦として向き合う必要があったのではないか?
・実家に帰っているといっても同じ市内なんだから何度でも話にいけばいい。
・向こうの両親が娘や孫可愛さに出戻りウェルカムなのも問題で、それは夫婦間ではなく
 嫁の家族の親離れ子離れの問題だけど、両親の甘さが夫婦の将来を冷静に見つめ合う
 機会を奪っているのではないか。
・そもそも離婚を口にしたからと言って必ずしも本気でないケースもあるのでは?
 個別具体的に離婚後の人生を想像・検討してはいるかは疑問。
・私は仕事で壊れた家族の相続手続きを毎日のように見聞きしているけれど、一度壊れたら
 悲惨なもんだよ。離婚して子どもを引き取った親が死亡でもしたら何年も会ってない
 他方の親に親権を移転したり、祖父母が未成年後見人になったり。その祖父母が死亡して
 さらに未成年後見人をたてなおしたり・・・そういうリスクまで考えてるのかな?
 世の中バツイチが流行りみたいになってるけどそんなに簡単なものではないと思うよ。

等々、結婚もしたことない私が、ママになってる友人たちの受け売りでえらそうに話してみた。
彼はきっと相談したかったのではなくて誰かに話を聞いて欲しかったのだ。
そして、まだ大丈夫と背中を押して欲しかったのだろう。相当にまいっているようだったし。
とりあえず話し相手の役目だけは果たせたかな。

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