9月22日の日記

お日様どころか大雨に打たれる。
彼は移動の間も開演前の待ち時間もずっと私のことを心配してくれる。
Mr．Childrenの音楽はこの10数年常に自分のそばにあって
鬱で寝込んでいるときも、就職活動で打ちひしがれているときも、
残業続きで車窓に映る自分の顔を見ては情けなくなる夜も、
何度も何度も励まされ、癒されて、救われてきた。
一曲、一曲に当時を思い出し、ハリネズミだった自分を思い、今、自分の隣に彼がいてくれることでこれまで経験したことのない穏やかな自分を感じ、
『あぁ、この人と一生　生きていけたらいいなぁ』と切に願う。
ミスチルファンでないはずの彼がやけに熱唱しているのを見ると
昔の彼女とよく聴いたのかな？と、正直、やきもちも焼くけれど
私が過去を思い起こすように彼もまた何がしかを思いながら聴いているのだろうと思うと
どうか彼が「これから」を想うときに自分もそのビジョンの中に加えてもらえますように、
とこれまた願う。

あや〜、今日は『考えすぎないように』って運勢だったのになぁ。
またいつもの癖でいろいろ思ってしまう。
だけど、大雨に打たれたのはかえって良かった。
いろんな悪行を文字どおり水に流してくれるような（都合、よすぎか？）
素直な気持ちになれたし。
終始、自分を気にかけてくれる彼のやさしさを素直に感じることができた。
10数年先、今日のことを想い出して、二人で笑えたらいいなぁと思う。