3月13日の日記

2005年3月13日
 ひきこもりの番組を見た。
 自分は具体的に病気があったから彼らとは違うのかもしれないけど、20歳前後で玄関から出られない・社会に出られない苦しみというのは、ほんの少しわかる気がする。ただ、社会経験もない中で「やりたい仕事がない」と言い切ってしまうのは少々浅はかではなかろうか?社会にはほんとにたくさんの仕事と働き方がある。家の中でTVやネットや求人雑誌から得る華やかな情報よりも、一歩外に出てみて見えてくるものがたくさんある。そんなに気負わず、構えず、軽い気持ちでバイトをはじめてみたら意外といけるかもしれない。
 かくいう私も人や社会と関わるのが怖くて一歩も外に出られないという生活を何ヶ月も送った。一日中カーテンを閉め切る生活から、近所のコンビニまで行ってみる、大型スーパーまで行ってみる等、少しずつ心のリハビリをする過程でたまたま「映画館のもぎり」という恐ろしく楽そうなバイトを見つけたからやってみただけ。それが意外と続いた経験から「やってみたら意外とできるかも・・・」と思えるようになって幾つかのバイトを渡り歩き、最終的に今の正社員の仕事に落ち着いただけ。もっともこの仕事が自分に向いてるのかなんて今になってもわからないけど。
 ちょっと外に出てみたら出入り業者や取引先の仕事とか、バイト仲間や社員の前職とか、いろいろ見えておもしろいんだけどな。両親にお金があって無理に働く必要のない人には働くこと自体に意味を見出せないのかな・・・せっかくの若い体と頭をフルで使わないなんてもったいない。うちの会社なんて頭の堅い年寄りだらけで若いエネルギーを欲しているのに。

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